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読書と古書収集の趣味が高じて、古書店開業に魅力を感じていたところ、 ネットで古書開業セミナーの存在を知りました。 具合がいいことに、住まいの神奈川地区の古書組合が開催しているとのことで、 そういったセミナー参加の経験がないにも関わらず躊躇する事無く応募しました。 参加するにあたって、漠然と抱いていた古書店を営むということを、 もう一歩踏み込んで考えてみましたところ、 好きで買っていた古本は、販売する立場側にぐるっと半回転して眺めると、 それは提供する商品であり、仕入れ品なのだということをしみじみ思い至りました。 そしてセミナーに参加し、まずありがたかったのが、 実際古本屋を経営されている古書店主さんを4人で講義して下さったことです。 皆さん見事にカラーが違い、それぞれの特色を活かした経営をされており、 (商材であったり、地理的なこと、買取の方法、専門分野のアピールなど) 古物商の免許と組合の利点を工夫して、自由に運営されていると感じました。 古本屋としてのマニュアルがあったうえで、プラス自分なりのアイデアで勝負されており、 今回のセミナーは、その基本の組合を使った利点の説明を丁寧に教えて頂きました。 あとは、自分でアイデアを産み出すことと、 「古本が好き」と「古書店を経営する」ふたつの心構えを同居さす必要を感じました。 現在はサラリーマンとして就業しており、古書店経営は自分の理想でもありますので、 大胆な判断のもと、慎重に進めていきたいと思います。 ご講義ありがとうございました!次回のセミナーも参加するべく調整中です。 N(男性40代)