こんにちは!ねこまんま堂(相模支部)です。
すっかり秋ですね~♪ 食欲の秋?スポーツの秋?
いえいえ、やっぱり読書の秋でしょう!!
神田古本街では、毎年恒例の「古本まつり」(10/23~11/1)が始まりましたね!!
みなさんは、もうお出かけになりましたか?
私は学生時代に良く通った古書店に行く予定です。
もちろん仕事ではなくて、趣味の専門書を探しに・・・
たまには仕事を忘れて、一人の古本好きとしてブラブラしてきたいなぁ~と思って
います。・・とは言いながらも、仕事のついでになりそうですが(笑)
 
さて、これから古本屋を始めたいと思っている皆さんは、どのような形態での開業を
お考えですか?
実店舗型、ネット専門店、専業、兼業、副業、、、
 
どんな仕事でも、新規開業には色々と不安がつきまとうものです。
仕事として成り立つのか、生活ができるレベルまで稼げるのか、収入は安定するのか、
ホントにうまくいくのかなぁ~等々・・
 
実際、私もそうでした。
元々自営業者として長年古本とは全く異なる仕事を続けてきたのですが、
ネット販売に魅力を感じ、中でも古本を扱うということに強烈な魅力を感じて、
この仕事を始めました。
とはいえ、最初は「副業」としてサブ的な感覚が強く「大して儲からなくてもいいや~
少しでも本業の足しになれば・・」などと、ちょっと甘い考えの元、始めたというのが
正直なところです。
 
けれど、3年ほど前、この考えを捨て去りました。
中途半端な気持ちでは、結局どんな仕事をしても損をするだけで、時間の無駄だと
思ったのです。
元々の業務と同じだけの時間と労力を使い、「副業」はなく「複業」として
位置づけてみよう、と。
 
そして、改めて一日のタイムスケジュールを見直してみると、意外と無駄な時間・
何もやっていない時間が多いことに気づきました。
まずは、このような時間を古本屋業務(ネット専門)に費やすことから始め、
徐々にウェイトを上げ、今では元々の業務と同程度の力を費やしています。
 
「副」であるうちは、どうしても甘えが生じます。
「別にそんなに儲からなくても・・少しでも足しになれば・・」
不思議なことに、それは仕事としての責任感も希薄になりやすく、
ミスも引き起こしやすい。
 
今、皆さんは、それぞれお仕事をお持ちの方が多いと思います。
そのお仕事が、現在の生活を支えていらっしゃる。
その仕事を続けながら新規に開業する場合、補助輪のような「副業」ではなく
車の両輪としての「複業」を、まずは目指して欲しいと思います。
 
一気に今の仕事を辞めて、新規の仕事に飛び込むのは、とても勇気のいることです。
当然のことながら開業当初は売り上げも、そうそう上がらない。
仕事が軌道に乗るまでは、それなりの時間と労力、資金も必要です。
何といっても生活を維持していかなければならない・・・
まずは、今のお仕事を続けながら、割けるだけの時間を目いっぱい使ってみて、
「複業」としての古本屋を目指してみてはいかがでしょうか。
 
最初は、車のタイヤを1本交換することから。次に2本目・・
それが、将来的には3本になり、最終的にはすべてのタイヤが古本屋の仕事に変わり、
車両本体(生活)を動かせるようになるかもしれない。。
 
私は、そんな風に考えています。
今は・・・ まだタイヤ1本分くらいですが(笑)