川崎支部 雅書店

「いらっしゃいませ~」
(んと…コンビニか4コマの人…)
「ありがとうございました~」
(やっぱりね。ま、買ってくれたしね)

「いらっしゃいませ~」
(あ、来た来た、ミステリーのお姉サマ。
今日は何冊?さっき新しいの出したから…)
・・・
「こんにちは。今日暖かいですねェ。え?外は暑いんですか?!
あぁ、歩いてるとね。そうですか。
あ、この2冊ねェ。さっき入って来て、出したばっかりなんですよ。
ホ~ントにいつも新刊見つけるの上手いですねェ。
この作家さん、私読んだ事が無いんです。
読み終わったら、どんな感じか教えて下さいね。
あ、こっちは私読みましたよ。ちょっとね、クセがあるかな…。
1冊だけだとピンとこないかも…。シリーズなんかで2巻目もいくと、
けっこうハマりますよ。うん、お試し下さい。
どうもありがとうございましたぁ」
(やった!!5冊~。いい人だぁ)
・・・
(ムム…均一にいる兄ちゃん、長居だと思ったら、
ケータイで背取りかよ…ふー)
・・・
「ありがとうございました~」
(自己啓発本、2冊216円ね…。
どうせなら、もちょっと儲かる本 見つけりゃぁいいのに…)

「いらっしゃいませ~。あ、はい、買取りですね。
こちらに出して頂けます?終わりましたら、お呼びしますので」
・・・
(えと、こっちの新書はオッケー。コミックもギリオッケー。
え?何これ…マーカー大活躍じゃん。あららら、こっち全滅だわ。
文庫は…と、普通か…。)
「お待たせしました~買取りのお客様~~
え~こちらで800円ですね。こちらは申し訳ありませんが、
お値段つかないです。
えとですねェ、イタミとヤケでつかない分と、
こちらはマーカーで線引きが多いですね。お勉強されたんですね。
でもね、これだとお値段つけられないんです。ホント、スミマセン。
あ、はい、こちらで処分します。ありがとうございました~」
(さっさと、品出ししてっと…)

(ん?あ~~?!コラコラ!!!)
「ボク~、それはねェ、取っちゃダメなんだよ。
コミックの値段だからねェ。ね・ふ・だって言う物なのね。
取っちゃうと、おばちゃん達困るの。そこに置いといてね~」
(あ~この列、全部かい!も~。母ちゃん何してんの?
おやーチビに読み聞かせ中ですか。
教育熱心なんじゃね、って何で?!そこ、違うから!!
その絵本、108円だから。買って帰ってお家で読んであげるもんでしょーが!!
ほらぁ、他の人が通れないし…)

「いらっしゃいませ~」「ありがとうございました~」
・・・
(閉店まであと5分。今日も終わった…)


ある日の店番の1コマです。
皆様、古本屋さんは楽しいですよ。

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